就労ビザの申請について不許可となる理由を知ることで、企業側は外国人の採用を見直すことができます。また外国人側は就職活動の方向性の検討に利用できるでしょう。
まずはどのようなケースで不許可となってしまうかいくつか紹介します。
就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)の申請で一番重要なのが業務内容がビザで認められるものだと説明することです。採用理由書や就業場所の写真などを提出して少しでも入管が納得するような申請をする必要があります。ここで業務内容がビザの内容と合致しないと判断されると不許可となってしまいます。
そもそも外国人を採用した企業に、これ以上外国人の採用が必要なのか疑問を持たれると不許可となってしまいます。申請人が行う業務量を十分確保し、その説明と外国人従業員リストなどを提出して入管に納得してもらいます。
そもそも申請した外国人の学歴や経歴と業務内容が合わない場合、不許可となるリスクが高くなります。学歴の場合は卒業証明書や成績証明書などを確認し業務内容と合致している部分が無いか確認したうえで申請書類を作成する必要があります。